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アノス・ケニス(あのす・けにす) アルレッキーノの従者の自動人形。 頭部のプロペラ(?)で空を飛ぶことができ、移動手段役でもある。 生まれ変わった真夜中のサーカスでは、アルレッキーノを侮辱するような態度をとる。
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しろがね犬(しろがねいぬ) 【PROFILE】 白金が、生命の水での精神移動の実験台として使った犬。 白金の髪の毛が溶けた生命の水を飲んでいるので、白金の記憶を継いでいる。 人間のしろがねと同じように、全身の体毛と目が銀色で、とても動きが素早い。 中国で鳴海達の前に突然現れ危機を救い、サハラ砂漠の真夜中のサーカステントまで先導した。 その後はフェイスレスの側に常にいるが、行動には不明な点が多い。 宇宙ステーションでの最終決戦で、フェイスレスの攻撃を受ける才賀 勝を庇い死亡。 自らと同じ考えを持つはずのこの犬とフェイスレス。 この犬の最期の行動が、フェイスレスの200年間闇に溶けていた心を探り出し、変えさせたのだろうか。
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梁 明霞(リャン ミンシア) 加藤 鳴海の拳法の師梁 剣峰?の娘。 父親との意見の相違で家を飛び出し、香港で映画女優として活躍する。 加藤 鳴海と再会し、ゾナハ病にかかった父を捜しに山中に向かい、自動人形としろがねの存在を知る。 差し出される生命の水を拒み死んでいった父の想いを理解し、父が望んだ「本物の人生」を生きることを決意して自動人形との戦いに参戦する。 サハラでの戦いでは、真夜中のサーカステントに入り、ルシールの血を飲んでしろがね達と共に戦う。 最初はしろがねに嫌悪を抱いていたが、鳴海を守るために散っていった者達を見て、しろがねが感情のある人間だと気づいていく。 そして、鳴海らと共に多くの犠牲の中で生き残り、その後日本に渡る鳴海と別れ、少しの期間女優業に戻った。 数ヶ月後、フェイスレスが世界中にゾナハ病をばら撒いた事実を知り、鳴海らと共に「ハリー」を守るためにアメリカへ渡ることになる。 アメリカ・レイ疫病研究所で死闘を繰り返すが、自動人形ブロム・ブロム・ローの一撃で瀕死の重傷を負う。 その後ローエンシュタイン公国に渡りエレオノールと対面、父を殺したパンタローネを引き連れていたことにより激しい怒りをぶつける。 憎悪のままエレオノールに敵愾心を燃やしていたが、エレオノールがみんなを助けるために、弱りながらも大量の自分の血を飲み水に混ぜている事実を知る。 誤解が解けたミンシアはロシアに旅立つエレオノールに、自分の代わりに鳴海を守ってくれと伝え和解する。
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加藤 鳴海(かとう なるみ) 【PROFILE】 1981年生まれ。 父親の仕事で中国に渡り、師 梁 剣峰?の下で中国拳法を極めた青年。 かつて生まれるはずだった弟を流産で亡くしており、弱い者のために強くなろうと決意した。 人を笑わせないと死んでしまう奇病「ゾナハ病」に感染してしまい、人を笑わせることが苦手な鳴海は苦しみ続けていた。 人を笑わせるためにサーカスのアルバイトをしている最中、才賀 勝と出会い、命を狙われる勝を守ろう決意する。 「誘拐組」に連れ去られた勝を救うためにエレオノールとともに善治の屋敷に侵入し、生まれかわった自分の「弟」を守るために鳴海は命を懸けて戦ったが、爆発から勝を守る際に左腕を失い、記憶を無くし離れ離れになる。 爆発により瀕死状態だった鳴海はギイ・クリストフ・レッシュに命を救われ、生命の水を与えられしろがねとなってフランスで目覚める。 ギイに導かれるまま、否応無く自動人形との戦いに巻き込まれて行くが、戦いを拒み続けた鳴海だが、子供達を人質に取った自動人形を見て激怒し、しろがねとして自動人形と戦うことを決意する。 ゾナハ病患者が収容された施設を訪れた鳴海は、たくさんの子供達と安息の時間を過ごすが、子供達は日に日に減っていき、死ぬことさえできない子供達の苦しみを目の当たりにする。 鳴海は「自動人形は、全て俺が破壊する」と子供達に誓い、レイフ・バンハート?博士にゾナハ病の治療薬を作ってくれと切願する。 中国へ渡り、梁 明霞、王 張健?と再会するが、鳴海の拳法の師でありミンシアの父である梁 剣峰?がゾナハ病に感染していることを知る。 しかしその地の生命の水の泉への自動人形の襲撃を受けてしまい、さらに鳴海は白銀の記憶に囚われてしまうが、梁 剣峰の拳と言葉により、自分の目的を思い出し目覚める。 梁 剣峰は生命の水の泉と共に爆死し、悲しみのまま中国を離れ、しろがね犬の先導を受けサハラ砂漠の「真夜中のサーカス」に向かう。 世界中のしろがねがサハラ砂漠に集結し、鳴海は真夜中のサーカスにゲームの参加者の一人として入ることになる。 鳴海はこの戦いの最中出会ったしろがね達と触れ合い、しろがねには普通の人間と同じ感情があり、ただの人形破壊ロボットでは無いと理解する。 ボロボロに傷つき、多くの仲間を守りながら自動人形と戦い続けるが、体内の血を失いすぎてしまい意識を失い、手足の石化が始まり崩れ落ちてしまう。 しろがね達は鳴海を守るために戦い散っていき、シュヴァルツェス・トーアは、死んでいったしろがねの人形の手足を鳴海に移植し、エドワルド・ダールは自分の血を全て鳴海に与える。 涙を流し復活した鳴海は、最古の四人のパンタローネ、アルレッキーノを撃破し、首魁フランシーヌ人形の下へ辿り着くが、その人形は「自分は偽物である」と鳴海に告げ停止する。 サハラの地で流れた多くのしろがねの血は無駄だったと知り愕然とし、この事実を誰にも伝えられないまま一人生き残った鳴海は、怒りをぶつける場所もなく呆然と崩れ落ちる。 その後鳴海はスティーブ・ロッケンフィールドとの約束を果たすため、ミンシアと共にイギリスに渡り、そこでフウ・クロード・ボワローの屋敷に訪れる。 そこで日本にいるエレオノールがフランシーヌ人形の生まれ変わりであるという情報を受け、ゾナハ病の止め方を聴き出すために怒りのまま日本に渡る 日本でエレオノールを強襲した鳴海は、必死の抵抗を受け一時去ろうとするが、エレオノールに引き止められ、監視のために仲町サーカスと行動を共にする。 生方 法安と四国に渡った際フェイスレスが世界中にゾナハ病を広めたという事実を知りフウの下へと向かい、その指示でアメリカのゾナハ病棟でバンハート博士が開発した「ハリー」という機械を守るために、ギイ達と共にアメリカに渡ることになる。 ハリーの奪還に成功し、フウの指示でフェイスレスの居るモン・サン・ミッシェルに向かい、崖上の勝(互いに気づかない)からエレオノールを受け渡される。 その後ローエンシュタイン大公国でフェイスレスの最終通告を受け、ロシアのロケット発射場にハリーを運ぶ作戦に参加することになる。 列車でエレオノールと二人になり、自分の記憶が戻っていることを告げるが、過去の記憶など虚しいだけだと言い突き放す。 発射場へと列車が到着しようとした頃自動人形の襲撃を受けてしまうが、エレオノールが自らを犠牲にしてハーレクインと共に列車から飛び降り、鳴海は助けられる。 その後最後の四人のブリゲッラを撃破し、法安と二人でシャトル発射台へと辿り着くが、ディアマンティーナが率いる自動人形の大群に奇襲され、鳴海一人で戦いに挑む。 危機に瀕したその時勝が駆けつけ、二人で全ての自動人形を破壊するが、勝は名乗らず鳴海の目を塞ぎ「お前には幸せにしてやれる人がいる」という言葉をかけ、鳴海は今すべきことを理解する。 【PROFILE】 かつて生まれるはずだった弟を流産で亡くしており、弱い者のために強くなろうと決意した。 「誘拐組」に連れ去られた勝を救うためにエレオノールとともに善治の屋敷に侵入し、生まれかわった自分の「弟」を守るために鳴海は命を懸けて戦ったが、爆発から勝を守る際に左腕を失い、記憶を無くし離れ離れになる。 ギイに導かれるまま、否応無く自動人形との戦いに巻き込まれて行くが、戦いを拒み続けた鳴海だが、子供達を人質に取った自動人形を見て激怒し、しろがねとして自動人形と戦うことを決意する。 ゾナハ病患者が収容された施設を訪れた鳴海は、たくさんの子供達と安息の時間を過ごすが、子供達は日に日に減っていき、死ぬことさえできない子供達の苦しみを目の当たりにする。 しかしその地の生命の水の泉への自動人形の襲撃を受けてしまい、さらに鳴海は白銀の記憶に囚われてしまうが、梁 剣峰の拳と言葉により、自分の目的を思い出し目覚める。 ボロボロに傷つき、多くの仲間を守りながら自動人形と戦い続けるが、体内の血を失いすぎてしまい意識を失い、手足の石化が始まり崩れ落ちてしまう。 しろがね達は鳴海を守るために戦い散っていき、シュヴァルツェス・トーアは、死んでいったしろがねの人形の手足を鳴海に移植し、エドワルド・ダールは自分の血を全て鳴海に与える。 サハラの地で流れた多くのしろがねの血は無駄だったと知り愕然とし、この事実を誰にも伝えられないまま一人生き残った鳴海は、怒りをぶつける場所もなく呆然と崩れ落ちる。 その後鳴海はスティーブ・ロッケンフィールドとの約束を果たすため、ミンシアと共にイギリスに渡り、そこでフウ・クロード・ボワローの屋敷に訪れる。 そこで日本にいるエレオノールがフランシーヌ人形の生まれ変わりであるという情報を受け、ゾナハ病の止め方を聴き出すために怒りのまま日本に渡る ハリーの奪還に成功し、フウの指示でフェイスレスの居るモン・サン・ミッシェルに向かい、崖上の勝(互いに気づかない)からエレオノールを受け渡される。 その後ローエンシュタイン大公国でフェイスレスの最終通告を受け、ロシアのロケット発射場にハリーを運ぶ作戦に参加することになる。 その後最後の四人のブリゲッラを撃破し、法安と二人でシャトル発射台へと辿り着くが、ディアマンティーナが率いる自動人形の大群に奇襲され、鳴海一人で戦いに挑む。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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フェイスレス(ふぇいすれす) 【PROFILE】 白金がフランシーヌという女性を追い続け、幾度と無く姿を変え、本当の自分の顔を失ったことから自分でこう名乗っている。 フランシーヌと瓜二つのアンジェリーナを奪うため、才賀 貞義として才賀機巧社を築き才賀 正二とともに活動していたが、アンジェリーナの妊娠を知って絶望し、日本を離れる。 日本を離れた後は、しろがね-O部隊を組織し、フェイスレス司令として活動する。 黒賀村で自動人形にアンジェリーナを殺害させた後、柔らかい石の在り処を見失ってしまい、転送(ダウンロード)の研究を続ける。 数年後キュベロンにディーン・メーストルとして訪れていた際、エレオノールにアンジェリーナの面影を感じ、長きに渡る計画を発案し、エレオノールの洗脳を開始する。 才賀貞義として再び日本に訪れて、正二と入れ替わり「サイガ」の社長を続ける裏で計画を着実に遂行し、黒賀村を消すために「勝」という子供を使った計画を正二に伝える。 だが勝へのダウンロード中高速道路での正二の襲撃を受け、酸のプールに落とされてしまい、首から下を機械化して潜伏した。 サハラでの戦いにフェイスレス司令として赴き、鳴海に兄白銀の面影を感じ、鳴海に嘘の昔話を聞かせ戦線を離脱。その後新生真夜中のサーカスを発足させる。 その後勝を拉致するために黒賀村を襲うが、勝の抵抗を面白く感じ、2年間のゲームを提案して去り、黒賀村に刺客を送り続ける。 そして8ヶ月後、全世界にゾナハ病を蔓延させ、エレオノールとその体内の柔らかい石を狙い続けるが、作戦の大詰めモン・サン・ミッシェルでの勝へのダウンロードが失敗し、エレオノールと二人で宇宙へ逃げる計画も失敗してしまう。 何もかも失ったフェイスレスは、人類が2週間で人類が全滅するようにゾナハ病の進行を早め、本来の白金の顔に自分の顔を戻し宇宙ステーションにて世界の顛末を観続ける。 ゾナハ病の止め方を聞き出しに勝が独り宇宙の自分の下へ現れるが、必死に止め方を乞う勝を蔑み、プラハの町並みを作り上げた宇宙ステーション内で勝との最後の戦いに挑む。
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アルレッキーノ(あるれっきーの) 【PROFILE】 白金がフランシーヌ人形を笑わせるために造った自動人形、最古の四人の一人。 武器でもあるリュートを爪弾いてゾナハ病をばら撒き、全てを燃やし尽くす「緋色の手」を持っている。 笑いの研究を重ねるうちに、人間に興味を抱き始め、知識をや経験を得ることへの好奇心がどの自動人形より強い。 「真夜中のサーカス」団員時代は、人の生が美しいのは儚く死ぬからだと説き、不死者のしろがねを醜悪な存在として蔑んでいた。 サハラの決戦で加藤 鳴海に敗れ、破壊された体を回収されてフェイスレスの手によって新たな体で生まれ変わる。 だがフェイスレスが最古の四人を愛していないことを知り、フランシーヌに酷似したエレオノールに付き従う。 エレオノールに「人間を傷つけるな」と命令され、モン・サン・ミッシェル内でOに殺されかけていた生方 涼子と阿紫花 平馬を救う。 命令を守っただけのことだったが、涼子に笑いかけられ感謝されたことから、アルレッキーノの思考に微かな変化が起こる。 その後、涼子から「力をかしてほしい」と頼まれるものの、前述の命令から逸脱していることを理由に一度は拒む。しかし、思考の微かな変化は、彼を思いもよらぬ行動に導くこととなる。 最後の四人の一人、ブリゲッラの攻撃で、涼子が危機に瀕していたまさにその時、助けに駆けつけたのはアルレッキーノだった。滅びの美しさを説くブリゲッラに過去の自分を重ねたアルレッキーノは、「滅ぶのが美しいのではない。滅びを知ってもなお、自分の存在を肯定できる、その姿こそ美しい」と言い放つ。それは、かつて鳴海がアルレッキーノに言い放った言葉であった。この時点で彼の思考はすでに過去と大分異なっている。 ブリゲッラを何とか退けた後、エレオノール、鳴海らとともに最終決戦地へ向かう列車に乗り込む。道中、列車を襲撃しようとする最後の四人の気配を感じ取り、主と仰ぐエレオノールに迎撃のための暇乞いを進言する。エレオノールから「戦って、勝ち、そして必ず戻ってくるように」と命令されると、歓喜の表情を露わにし、涼子の祖父、生方 法安に木彫りの小鳥を涼子へ渡すよう託して出撃する。それはもう一度涼子の笑顔を見たいがために、アルレッキーノが自ら作ったものであった。 出撃したアルレッキーノは、ブリゲッラと再び対峙する。格闘技を得意とするブリゲッラに対し、遠距離攻撃用の技、「神を讃えよ」を使って追い詰めるものの、ブリゲッラの本来の戦闘能力である「ミサイル」の前にあえなく敗れる。しかし、この戦いが、後の鳴海とブリゲッラとの戦いで鳴海が勝利する鍵となる。 半壊したアルレッキーノは、同じく出撃して敗れた最古の四人の一人、パンタローネの頭部を回収し、なんとかエレオノールの元までたどり着く。「必ず戻って来い」という命令に従って・・・ そこで見たものは、悲願であったエレオノール、すなわちフランシーヌの満面の笑みであった。 もはや、エレオノールがフランシーヌでないことを理解し、存在意義を失いかけていたアルレッキーノであったが、最後の最後で、本来あるべきはずだった自分の存在意義を満たせたのである。運命を感じた彼は「機械仕掛けの神もおわすらしい」とつぶやき、満足して笑顔のままパンタローネと共に機能停止した。
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ナイア・スティール(ないあ・すてぃーる) 【PROFILE】 フェイスレスの部下でしろがね-O部隊の副官。 サハラの戦いでは、ゲーム開始時にいきなり殺される。 が、実は既に別のOの体にダウンロード済みであり、新生真夜中のサーカス団のO部隊のリーダーとなる。 フェイスレスに、自分はダウンロード計画に必要な主役だと言われ、Oに転送されるのを承諾していたナイアだったが、フェイスレスの目は才賀 勝へしか向いていなかった。 フェイスレスの主役としての立場を奪われたとしてナイアは、モン・サン・ミッシェルで勝に戦いを挑む。 しかし勝はコロンビーヌと共闘し、O達の本体の保存カプセルを開放。 ナイアは自分がクローグ村での生き残りであると明かし、勝と一対一の勝負を嗾けるが、敗れ本体と共に自滅する。
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ルシール・ベルヌイユ(るしーる・べるぬいゆ) 【PROFILE】 アンジェリーナの母親であり、最古のしろがね。 クローグ村の住人達の中で、唯一白銀本人の言葉を聞く。 クローグ村での自動人形の襲撃で、自分の目の前で夫と息子を殺害される。 ゾナハ病で6年間死ねないまま苦しみ続けるルシールの前に、白銀が現れ、このまま死んでいくか、自動人形に戦いを挑むかの選択を迫られる。 しろがねとなったルシールは自分の娘アンジェリーナを柔らかい石の入れ物とし、罪悪感を覚え続けるが決して表には出さなかった。 幼い頃から自動人形の標的となって戦い続けた自分の娘に、意義のある人生を歩んで欲しいを願い、しろがねから追放する。 それからはしろがねの指揮をする司令塔として活躍していたが、加藤 鳴海と出会ってから、再び自動人形との戦闘に参加する。 最古のしろがねとして誰よりも長い年月自動人形と戦い続けたルシールは、若いしろがねにも劣らず戦いを勝ち抜いていく。 サハラでの自動人形との最終決戦で、200年前夫と息子を虐殺したドットーレに一対一の戦いを挑む。 かつて自分がそうされたように、ドットーレの自動人形としての存在理由を捥ぎ取ることで最大の屈辱と絶望を与えるが、相討ちとなってしまう。 自動人形への憎しみだけの人生を送り、娘に何もしてやれなかったことを後悔し、こんな自分のような人生ではなく意味のある人生を歩んで欲しいという言葉を梁 明霞に伝え、静かに息を引き取る。
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フランシーヌ(ふらんしーぬ) 【PROFILE】 1763年クローグ村に生まれ、12歳で人買いに売られプラハに移り住んだ。 プラハの町でリンゴを売って子供達や老人たちに施しを与え、どんなに自分が苦しくても笑顔を絶やさない。 ルシール・ベルヌイユの伯母にあたる。 19歳の時、白銀、白金兄弟と出会い三人で幸福な時間を過ごした。 そして、自分の全てを受け入れてくれた白銀からのプロポーズを受け、結婚する。 しかしその夜、白金に略奪されるように連れ去られ、白銀との決別を強いられた。白金の暴力により逃げることも許されなかった。 だが、その白金の歪んだ愛情もフランシーヌは受け入れ、長い旅ののちフランシーヌの故郷キュベロンに辿りつくが、そこで病にかかり村人たちに隔離される。 そして9年の歳月の果てにキュベロンに辿りついた白銀と再会し、白銀はフランシーヌの病気を治すために柔らかい石の研究に没頭する。 が、フランシーヌは白銀、白金の二人を裏切ることができず、自ら小屋に火を放って自殺する。
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ディーン・メーストル(でぃーん・めーすとる) 【PROFILE】 白金が老化した自らを危惧し、自分を溶かした生命の水を、白家の少年に飲ませ意識を移した姿。 その白家の少年に生命の水を飲ませたのはしろがね犬である。 キュベロンにてアンジェリーナと出会い結婚を求め続けるが、アンジェリーナは行方不明となり、しばらくして日本で才賀 正二と結婚したと知る。 アンジェリーナに近づいて本心をうかがうために日本に渡り、正二の養子、才賀 貞義としてともに才賀機巧社を発展させる。